気持ちのサンドバッグ

気になったことを調べて、まとめたり意見を書いたりします。あくまで個人によるエッセイなので、事実関係の確認はご自身でお願いします。

KING OF PRISM by PrettyRhythm応援上映をプリリズキャラで喩えたら

上がる知名度、下がる民度……?

応援上映がマスコミに取り上げられることが多くなってきました。応援上映自体の知名度が上がり、人気が出てきた一方で、川崎市の映画館で迷惑行為によって『ラブライブ!』の応援上映が中止になるトラブルも発生しています*1。新参古参、応援上映にずっと前から触れてきた人、新しく応援上映を知った人を含め、おそらくみんながどこかに傷を負っているはずです。傷なしの農薬栽培されたオーディエンスはなかなかいないと思います。今回は、応援上映やネット上の応援上映談義にいそうな人をプリティーリズム・ディアマイフューチャーのキャラクター+αに喩えてみました。

 

みあタイプ:好きなことを叫ぶ。自分が一番。

このタイプの人は周りが見えていなくて、自分さえ楽しければ良いという発想です。もちろん、本当のみあは人のいいところも悪いところも愛してくれるいい子ですが、あえてこのような分類名にしました。ちゃんとプリティーリズムの魂を理解すれば、本編のみあのように変わってくれると思うのですが……

 

ヘインタイプ:周りの人やお友達に合わせてしまう

このタイプの人は逆に、周りの人に合わせてしまって、よくないヤジや寒いコールをしてしまう人です。いけないと思っていても、言い出せないタイプです。逆に言えば、いい応援をしている人がいれば、合わせてくれます。

 

チェギョンタイプ:お金を注ぎ込んだものに対してマナーを守るというマインドセットがない

「お金を払ったから大丈夫」と思ったり、そもそも金を払ったコト消費に対するマナーというものを知らないのがこのタイプです。家電量販店の販売員さんや車のディーラーさんにタメ口で話してしまうような人だと思います。お金で買えない価値に気付かせることができれば、いい応援をしてくれるはずです。

 

あやみタイプ:調べてきたテンプレート(いい例とは限らない)などのルールに従う

「こういう面白いコールがあった*2」「このコールは気に食わない」などのネットの情報に流されて、コールをする人です。その情報の取捨選択が上手くいかないと、不適切なヤジを飛ばしてしまう可能性があります。こういう人にいい応援に関する情報を流せるかも応援上映を成功させるポイントだと思います。

 

れいなソミンタイプ:ルール・マナー違反を注意する(やや行き過ぎ)

学級委員長のように、悪事を制裁するタイプの人です。たしかに注意は大切ですが、行きすぎるとかえってうるさくなったり、迷惑になったりします。(別の作品で、応援上映だと知らずに入った人が他の観客に注意し始めたという珍しい例もあったようです。)

 

シユンタイプ:度を超えると怒る

基本はヘインタイプと同じですが、静かな怒りを秘めているのが特徴です。行き過ぎがあったときはちゃんと怒ります。

 

ジェウンタイプ:観察眼が鋭い

ジェウンタイプの人は、ちょっと抜けているように見えて、実は鋭い目で社会を観察しつつ、自分は節度を守りながら楽しんでいるという人です。鋭い目を持ちつつも、批判まではせず、SNSや口頭の会話で的確な言葉を使って応援上映を表現するにとどまります。

 

かりんタイプ:きにしなーいない

本当に気にしていません。よく言えば温厚ですが、悪く言えば危機意識がありません。周りにプリリズやキンプリを知っているお友達がいれば、論点を教えてあげるのがいいかもしれません。

 

わかなパパ(森園正)タイプ:年功序列ムラ社会

(自分が最古参なのだから自分が周りを導くべきだという規範意識がある)
プリティーリズムを昔から見守ってきた自分が当然リードする立場にあると思っています。自分がやる応援が正しいと思っています。このような人はプリティーリズムの作品から例を挙げて注意するのがよいのではないでしょうか?

 

べるママ(蓮城寺律)タイプ:ノブレスオブリージュ・選民思想

(知識や才気がある自分には周りをリードする使命があると思っている)
自分がリードした方が、みんなのためになると思っている人です。その使命感は、実際には支配欲であって、べるママタイプは自己愛が強い人と言えます。そういう人には、「自分の咲く場所は自分で決める」という意思を伝えましょう。

 

あいらタイプ:愛を歌う

やはり、理想は愛を届ける応援上映だと思います。あいらちゃんのように、みんなの愛を包み込んだ応援ができれば、ベストだと思います。

 

みんなが一番

私たちが目指すべきなのは、「自分が一番」ではなくて「自分の一番」だと思いますし、自分が最善の状況で最善の応援をしなければ、みんなが一番になることは難しいと思います。阿世知欽太郎のように自分の世界に閉じこもっていては、いつまで経ってもいいものは生まれないし、みんなが楽しい応援上映にならないと思います。目指すは勇者!フリーダム!