気持ちのサンドバッグ

気になったことを調べて、まとめたり意見を書いたりします。あくまで個人によるエッセイなので、事実関係の確認はご自身でお願いします。

作業が捗らないのはなぜか?捗っていないからだ

この記事に辿り着いたあなたは物事が捗らず、困っているのではなかろうか?だが、そもそも捗るとはどういうことだろうか?

作業が捗るためのポイント

・作業が捗るとは、作業が順調に進むことだ。
・作業の邪魔になるものは排除しよう。
・作業を好きになろう。

 

 


捗るの辞書的な意味は「物事が順調に進む」ことだ*1

捗るというのは、作業が進むことを言うのである。つまり、作業が進まなくなる要因を排除するのが、作業を捗らせる第一歩のはずだ。


例えば、大学であれ、高校であれ、レポートを書くときに作業が進まなくなることはないだろうか?作業が捗るように、場所を変えたり、音楽を聴いたりする。でも、それだけでは作業が進まないことがある。場所を変えて、カフェや地域の図書館、あるいは大学に来てみたはいいものの、周りにいる友達と話してしまったり、スマホをいじり続けて結局作業に入れなかったりする。それはなぜだろうか?

 

「レポートなんてつまらない」

レポートが進まないのは、レポートがつまらないと思っているからだ。楽しい課題であれば、楽しく取り組めるはずだ。音楽を聴いたら楽しい気持ちにはなるかもしれないが、それはレポートではなく、音楽に対して抱く感情だ。大好きな恋人と苦手なトマトが入ったパスタを食べている時に、「彼女かわいいな」「彼は今日も素敵だな」とか思いながら食べれば苦手なトマトも大丈夫、というようなロマンチックなことが起こるだろうか?おそらく、恋人といても、トマトの味は変わらないだろう。音楽を聴きたいなら、作業の途中のリフレッシュとして聴くことだってできる。スマホを弄るにしても、レポートで書くトピックについて調べて興味を掻き立てるという使い方が適切だ。

 

「私は、貴社の接客に感動し. . . 是非貴社の接客に感動し……あれ?」

就職活動の手書きエントリーシートや履歴書にも同様のことが言える。テレビをBGMに、あるいはざわざわしたカフェで書こうとすると、周りの音に惑わされて、文字を書き損じてしまう。後半で書き損じれば、当然すべて書き直しになる。効率的な作業をするには、静かな場所で1人でやるのが一番良いと筆者は感じている(あくまで筆者の感覚なので、あなたはあなたでどうするのがベストなのか探ってほしい)。書類の記入は正確性の求められる作業であるから、あなた自身の集中力を高められる環境を作ることが一番重要だろう。

 

 

いずれのケースにしても、作業を進めようとして行ったことが、かえって作業を滞らせるという結果に終わっている。作業を終わらせる上で重要なのは、作業を阻害するものを取り除くこと*2と、心を作業に対して向けることだ。なかなか始められず、締め切り直前になって「間に合わない」とならないよう、あなた自身を作業に向かわせてほしい。

*1:筆者が参照したのはMac OS X El Capitan 10.11.3の辞書アプリのスーパー大辞林だが、他の辞書でも同様の意味が出てくる。

*2:ベッドやテレビが阻害要因であるのであれば、家を出ることは間違いではない。