気持ちのサンドバッグ

気になったことを調べて、まとめたり意見を書いたりします。あくまで個人によるエッセイなので、事実関係の確認はご自身でお願いします。

大学生になって増える意外な出費

大学生になって増える出費について考えてみた。筆者がICU出身なのでICUに特異な出費もあると思うが、「ICUでは」と書いてある部分は読み飛ばしてほしい。

 

教科書代

指定の書店で買うことになるだろう。ICUリベラルアーツカレッジなので、専門性の高い教科書はあまりなかったが、普通の大学であれば、専門性の高い教科書も買うことになる可能性がある。そうなれば、当然値段も高い。入門書は2500円程度で済むが、中級まで行けば、5000円は下らない(上下巻になる場合もある)。ICUの場合は、英語の教科書を多用したが、他大学はどうだろうか?英語の教科書は輸入品のため、日本のものに比べて高い。これも大きな出費になる。教科書の出費削減のためのポイントとしては、教科書と指定されたもの以外(参考図書など)は買わないこと*1と、できるだけ先輩などから譲り受けること。ICUの場合はセクメからももらおう。(ICUは3学期制なので、4月・9月・12月に教科書を買うことになる。財布の中身には気をつけよう。)

パソコン・タブレット

大学に入って、個人のパソコンやタブレットを持つ人も多くなるだろう。パソコン用のMicrosoft Officeを学生に無償配布している大学*2もあるが、Macは自腹でアカデミック版を購入する可能性もあるので覚悟しておくこと。Macbook Airはスタイリッシュで人気だが、外付けDVDドライブは高いし、ACアダプタを破損した場合はべらぼうに高いので、大切に使おう。タブレットもかっこいいが、本当に必要かよく考えよう。(ちなみに、ICUの机は小さい。灰色の大きなタブレット椅子で入試を受けた学生もいるかもしれないが、多くはそれよりも一回り小さい。Macbook Airの13インチがギリギリ乗る程度で、その他の筆記用具を置くスペースがない。)

ワンポイントアドバイスだが、USBメモリにデータを保存するのもいいが、クラウドを積極的に使おう。大学のプリントサービス*3を使う際、ノートパソコンと大学のパソコンを行き来するのは面倒だ。クラウドがあれば、アップロードするだけで、身一つで印刷できるから楽だ*4。それにクラウドの場合、データ消失のリスクをある程度抑えられる。(もちろん、マルチにデータを保存するのが一番安心だ。)

 

小型のモバイルルータは、かっこいいから欲しいという人もいるだろうが、自宅と大学を往復するだけの暮らしをしている人には必要ないだろう。今時の大学はWi-Fi環境が整っているはずだ。(ICUは1人3端末まで学内無線LANを利用可能だ。ただし、外では使えないし、無線LANが通っていない建物もある。)一人暮らしの自宅に無線LANが通っていないという人は普通に据え置きのインターネット回線を契約することをお勧めする。


交際費

「断ればいいじゃん」と思うかもしれないが、流れで食事やカラオケに行くことはよくある。ICUは掛け持ちが多い文化である上、セクコン・セクランがあるため、交際費がかなりかさむ。学期始めと学期末、年末年始は特に警戒したい(これに関しては大学に関わらず同じだと思う)。ICU生はそれに加えて、セクメの誕生日が連続する時期(まとめてセクコンで祝うかもしれない)にも警戒しよう。というか、仲のいいセクションはセクメの誕生日にセクランをするので、その度にお菓子やケーキなどのちょっとした費用がかかる。吉祥寺で飲むことも多いので、東小金井より先から定期券で来ている人以外はちょっとした交通費もかかる。

宅飲みという文化をご存知だろうか?大学周辺に住んでいる人の家で飲み会をする(未成年であっても、大人の飲み物こそ飲まないがそれに準じたもの、鍋パーティー、たこ焼きパーティーなどをするだろう。)ことがある。これも割り勘なので、注意が必要だ(そこまでかさまないだろうが)。これに限らず、「みんなで◯◯しよう」という場面は突然にやってくるので、財布に多めに金を入れておく必要がある。


部費

ICUは掛け持ちの文化なので、掛け持ちした分だけ部費が発生する。気をつけよう。セクションには部費はないが、ICU祭の出店費用は割り勘する。部費の制度がないサークルなどでもICU祭の時だけお金を取る場合がある。機材を扱う団体では、修理の費用を割り勘することもあり、緊急の支出にも注意が必要だ。

ところで、合宿はかなり費用がかかる。安宿で済ませるサークルがある一方で、沖縄やスキー場、海外などお金のかかる場所に行く団体もある。高くて行きたくない時は素直に言おう。(リーズナブルな宿は早めに予約が埋まる。団体のリーダーになったら注意しよう。)


留学費用・個人の旅行費用・娯楽費

もちろんかかる。留学はタダではない。現地の物価によっては、日本よりも生活費が高くつく。娯楽に関しては、18歳になって、高校を卒業して行ける場所が多くなった分、いろいろとお金を出すことになるだろう。ミュージカルやオペラの鑑賞、高級文具などのコレクションを趣味にすると、教養ある自分に酔ってしまい、出費が止まらなくなる。個人的なアドバイスとして、アイドルにはよく考えてから出資しよう。


引越し費用

地方出身者の皆さんはもう払ったと思うが、越境の引越し費用は馬鹿にならない。首都圏に住んでいて、通学の不便さから1年生の途中で一人暮らしを始めるケースがある。千葉方面・神奈川方面の人は通学に1時間半から2時間かかるケースもあるようだ。1限のある日にしっかり朝食を摂るには、5時以前に起床しなければならないため、睡眠不足になり非常に健康に悪い。特に女子学生は親が一人暮らしを認めないケースがあると思うが、説得したほうがいい。ただし、一人暮らしもお金がかかる。(もちろん、遠方の実家暮らしだとお弁当を作る時間がないので、食費がそれなりに負担になる。)一人暮らしを始めるために引っ越す場合、荷物の量によっては、お金が結構かかるので気をつけたい。


食費

ここまで散々言及しておいて、特別に項目を作るのも億劫だが、食費に関してはさらに意外な落とし穴がある。課題の締め切り前や試験直前は忙しくて食事を作りたくなくなる。あるいは、実家暮らしでも、勉強や課題のために大学に来ているので、食事が2食ほど学食や近くのファミレスになる場合もある。一人暮らしの場合は、安易にコンビニやスーパーのお弁当に頼りたくなるが、大学の周辺では武蔵野市府中市が有料ゴミ袋を導入しているので、捨てる費用や手間も考えて欲しい。


その他の費用

その他、詳しく言及するまでもないが、かかりそうな費用を挙げておこう。

  • 家賃(ICU周辺は23区外だが、住みやすい地域なので家賃が高い。)
  • 図書館の延滞費用
  • 洗剤、化粧品、シャンプー、整髪料など(男子はここら辺の勘定を忘れがちだと思う。)

 

お金は使わなければ意味がない

ここまで散々お金がかかるからこれはやめろ、あれはするなと言っておいて何だが、お金は使うことにこそ意味がある。もちろん人生設計のためにお金を貯蓄することも大切だが、いつか使うことを約束してほしい。消費が鈍ってしまっては、安くなるものも安くならない。それに、お金を大切にしていたら、ここたまが生まれてしまうかもしれない。自由に消費行動ができるのは大学生の間だけだ。

*1:ICUでは、教科書や参考図書の多くが図書館のコース・リザーブド・ブックとなっていて、学期中の貸出・持ち出しが制限されていることが多い。図書館で借りられると思わないこと。

*2:ICUでは、学生にMS Officeを無償配布している。

*3:ICUでは大学のパソコン経由でしか学内プリンタを使えない。

*4:クリアファイルに入れないと、レポートが折れ曲がるぞ