世の中は便利なのに私だけ……私でも使える決済は?
世の中、便利になってきた。スマホ1つあれば、コンビニで買い物ができる。
しかし、iOSのApple Payは、iPhone 7以降の端末じゃないと使えない。
6S以前の端末には、かざすだけで決済ができる特別なチップが入っていないのだ*1。
それでもスマホ決済がしたいという方にオススメのアプリがある。
楽天ペイだ。
楽天ペイとは
楽天ペイでは楽天カード*2を使って、スマホ上から決済をすることができる。
2018年2月現在、
- ローソン系列のコンビニ
- フォーマルウェアのAOKI
- 和民
などで使用できるようだ。
これを使えば、500円のお弁当、あるいは150円のジュースを買うのに、現金も財布も必要なくなる。
ローソンでスマホ決済
楽天ペイをローソンで使う際の手順は、以下の通り。
- 会計時、店員に「楽天ペイ」を使うことを宣言する。
- アプリのバーコードを提示し、店員に読み取ってもらう。
- 店員がレジを操作して、決済完了。
ローソンでは上記の方法だ。
でも、店によっては、客に店の端末のQRコードを読み取らせる場合もある。
いずれにしても、簡単な操作で支払いができるので、非常に便利なアプリである。
楽天ポイントで決済可能
このアプリのすごいところは
だと思う。
だが、このアプリの真価はそんなものではない。
このアプリはクレジットカードの代わりに、楽天ポイントで支払いができる。
楽天市場で通販をしたポイントでご飯が食べられるというわけだ。
ローソンストア100で楽天ポイントを使おう
「お菓子やジュースは買えても、ご飯は難しいんじゃないか?」
いや、ローソン系列にはローソンストア100という100円ショップがある。
このお店は、食品の一部を108円で売っている。
100円ショップの食品コーナーをコンビニにしたものだと思ってもらえればよい。
おにぎりや総菜だけでなく、野菜や肉(108円ではない)なども売られていて、それらをポイントで買うこともできる。
100円ショップなので、2個入りのパン(中華まんなども2個入り)も置いている。
変わり種の食品が多い
ローソンストア100最大の特徴は、プライベートブランド(PB)と変わり種の食品だ。
ローソン100では、ローソンとは異なる独自のPB「バリューライン」を展開していて、品揃えも異なる。
「ハヤシ風味コッペ」や「かき揚げおにぎり」などの変わった味の商品も扱っている。
ローソン100にて面白いものを発見。焼きそばパンならぬナポリタンパン。 pic.twitter.com/1cTdrD12ae
— 他人の姿煮(Sugatani) (@convi193) 2017年11月21日
100円ショップというと、クオリティが低いイメージがある。
でも、ローソンストア100は方向性が違うのであって、普通のコンビニとは比較できない。
消費期限が近いと割引
100円ローソンでは、消費期限が近い商品に割引シールが貼られる。
上のツイートの商品にも、割引シールが貼られていた。
廃棄コスト削減のためだと思われるが、その商品は狙い目だといえよう。
普通の状態でも一人暮らしの味方の100円ローソン。
楽天ペイを使えば、さらにお得に楽しめる。
節約した分を楽天市場での買い物に回すのもアリだと思う。
知名度が低いのが玉に瑕
ローソンの店員であっても、
「楽天ポイントは扱ってないんですよ」
と言ってくる。
少なくとも、ローソンではほとんどの店舗が楽天ペイに対応している。
初めて行く店では慣れてない店員もいるので、できるだけ優しく声をかけたい。
もし店員と揉めた場合は、「現金で大丈夫です」と言おう。困った相手は楽天ペイの決済をやってくれるはずだ。
広がるバーコード決済
楽天ペイのようにQRコードを使った決済の仕方は、バーコード決済と呼ばれる。
素人からすれば、おサイフケータイのほうが技術的に上だと感じられるだろう。
しかし、おサイフケータイはメーカーにとってもお店にとっても、導入するコストがネックになる*4。
そう考えると、バーコードリーダーと決済用のアプリさえあれば誰でも使えるという手軽さは素晴らしい。
今時、コンビニには必ずバーコードリーダーがあるし、スマホなら誰でも持っている。
ガラケー時代には、おサイフケータイに対応していない携帯電話がたくさんあった。
ハードルが低いQRコード決済は、今後広まっていくのではないだろうか?
(2017/11/22に書いたものを2018/2/10に書き換えました。)