バーコード決済やポイントアプリでお得にスマートに買い物
大手共通ポイントカードのアプリは使っているだろうか?
ポイントカードをスマホの中に入れることで、財布を軽くできるというメリットがある。
今回は、ポイントカードアプリや一部電子マネーに視野を広げ、財布の軽量化を検討したい。
電子化できるものは電子化
基本的に紙のポイントカード*1は、店独自のものを含めてほとんど必要ない。
現在iPhone 6Sを使用しているが、代わりがきかない一部のカード以外はスマホに移行している。
よく使う店がスマホアプリに対応していない場合は、そうしたカードを財布に入れてもよいと思う。
それ以外のポイントカードは財布の中には不要だ。
ポイントカード以外に独自のアプリも
ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、大手ポイントカード・Pontaのアプリとは別にオリジナルのアプリを導入している。
ケンタッキーフライドチキン公式アプリで、KFCマイレージプログラム、はじまる。
「会員証」バーコードを提示することで、独自のポイント「チキンマイル」を獲得できる。
その上、Pontaポイントの付与とKFCカードでの支払い*2を一括でやってくれる。
チキンを買う機会があるなら、KFCアプリを登録しない手はないだろう。
アプリのあるポイントカードはアプリに移行しよう。
中には、アプリ独自のポイントや特典が受けられるものもある。
利用頻度の低いものはカード入れへ
財布とは別にカード入れを用意した。
明らかに利用頻度が低いものは財布から抜いた。
書店などの、持っていればお得だが毎日のように使わないカードは、カード入れに入れたほうがよい。
もちろん、アプリがあるポイントカードも、使えなくなったときのためにカード入れに入れておく。
使う頻度が低いカードはカード入れへ。
アプリのあるカードも、使えなくなったときのためにカード入れに入れる。
使っていないカードは容赦なく捨てる
財布の中に使っていないポイントカードがいくつかあった。
- 明らかに有効期限が切れている。
- 昔はよく使っていたが、今住んでいるところにはお店がない。
- 新しいポイントカードに変わったのに、古いものを持っている。
これらのポイントカードはカード用のシュレッダーにかけて処分した。
期限切れや使わなくなったカードは潔く処分する。
電子化の思わぬメリット
アプリを使うことには、財布を薄くする以上のメリットがある。
再発行がなくなる
アプリは失くしづらく、再発行で同じカードが増えていくことはない。
スマホ上でパスワードが管理されており、一度消えてもまたログインできる*3。
それから、紙の申込書がいらず、スマホだけで登録できるカードも多い。
紙の会員証に比べて、登録や再発行の手間が省けるのが大きなメリットだ*4。
カードの種類がわかりやすく
アプリなら、カードの種類がひと目でわかる。
あるお店では、TポイントカードでもTマネーが使えることを店員が把握していなかった。
こちらは時間短縮のためにTマネー決済をしたかったのに、その説明に時間が取られてしまった。
でも、モバイルTカードだとTマネーを使えることが明確なので、会計がスムーズになる。
最近は同じ会社でも、さまざまな絵柄の電子マネー・ポイントカードが出ている*5。
カードを出すだけでは、どの電子マネー・ポイントカードかわからないこともある。
そういう意味でも、バーコードアプリで統一するメリットはあるのではないだろうか?
クレジットチャージなどの機能も
電子マネーのチャージができる場所が近くにない、という経験はないだろうか?
交通系や大手スーパー系の電子マネーはいろいろなところでチャージができる。
一方で、マイナーな電子マネーだと店頭チャージしかできない場合もある。
でも、電子マネーアプリの一部はクレジットカードでのチャージに対応している。
有名どころでは、スターバックスカード*6やゼンショーグループのCoocaでクレジットチャージが可能だ。
オートチャージにすれば、残高不足に悩まされなくなる。
会計前に「チャージしてください」が言い出せない人はぜひクレジットチャージ対応のアプリを使ってほしい。
持っていないカードはアプリで新規発行
持っていないカードがあるが、店頭で「作りたい」と言えないという人もいるかもしれない。
実は一部のサービスで、アプリとブラウザ(インターネット閲覧ソフト)だけでカードを作成できるものがある。
上で紹介したスターバックスカードもそのひとつ。
アプリ内の操作だけでカードの作成が完了する。
中には、紙のカードを登録しなければ有効にならないものもあるので、使う前によく確認しよう。
*1:ほとんどがプラスチック製だと思うが、文字数削減のため、紙と言わせてほしい。
*2:ケンタッキーのレジで発行できるプリペイドカード。チャージとカードへの署名だけで作成が完了する。PontaとKFCカードはアプリに連携させる必要がある。
*3:iOSの場合は、サイトごとのIDとパスワードがiCloudキーチェーンに保存されている。最近はアプリ上でも、関連するサイトの登録情報が呼び出せるようになっている。
詳しくはこちら
iCloud キーチェーンについてよくお問い合わせいただく質問 (FAQ) - Apple サポート
*4:紙のカードを失くしたら、かえって面倒じゃないかという意見もあると思う。実際、以前使っていたポイントカードを失くした際、連携していたサービス全部でカード番号を変えなければならなかった。でも、紙のカードを使わなければ紛失は減る。
*5:ちなみに、Pontaなどの一部アプリでは、登録しているカードの絵柄が表示される。
*6:ポイントをためると飲み物やコーヒーと交換できる。アプリ内で友達にギフトを送ることも可能だ。