divergent's blog

ブログは報道機関ではなく、一般人の意見です。鵜呑みにはしないでください。(2017/6/23 URLを変更しました。)

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ネットの嘘を見抜くために最低限の努力はしようというお話

誤情報を発信しないためにできること

某テレビ局が最近、誤報を2回出した。いずれもネット情報をソース(出典)にしたと見られ、お笑いのネタとして書き込まれたものを真に受けている。騙されるとは愚かだとも言える。


とはいえ、自分たちが騙されないかと言われれば、首を縦に振ることはできない。Twitterの人気ツイートを見ると、デマであることを指摘するリプライ(返信)が付いていることもある。100-1000人がリツイートしているとなると、本当と思ってしまうのも仕方ない。それに、人気であることが脳内で先行して、指摘を見逃す人もいるかもしれない。デマや盗作を指摘されてもなお、100以上のリツイートがついたままという場合もある。このような現状を鑑みて、我々は嘘を見抜く術を身につけなければならないと私は考える。

 

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「多様性」や「寛容」について考える前に「生きづらさ」について考えよう

異文化と異なる価値観を知る

同じ文化はひとつとして無い

同じ文化や価値観の中にたくさんの人がいるという時代はとうに終わった。グローバル化によって、人・モノ・情報の移動が活発になった上、産業の空洞化によって、地方に住んでいた人が都市へ移動してしまった。もはや、同じ地域に住んでいるからといって、同じ文化・同じ価値観を持っているとは言えない。


例えば、「青森県生まれだから青森県民らしく振舞う」「福岡県生まれだから福岡県民らしく生きる」ということがなくなってきている。つまり、文化が帰属集団に対して1つに絞られなくなったのだ。もちろん、ヒトの移動によって帰属集団としての集落が解散すれば、集落の中で通用していた文化やルールも意味をなさなくなる。結果として、全く同じ文化を共有するのは一族だけ、1世帯だけ、ひいてはひとりだけになっていく。

 

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VRシアターに行ってきたので感想などを……

VRシアターの魅力と課題について

先日DMM VR THEATER YOKOHAMAで上演された「アイカツスターズ!イリュージョンShow Time(以下、アイカツスターズ)」を拝見した。このVRシアターというのは誤解を招きやすいので、簡単に説明したい。というのも、世間で言われているVRとは少し違うものだからだ。アイカツスターズの上演はすでに終了したが、今後も様々な作品が上映されるようなので、観に行く予定のある方、気になっている方はぜひ参考にされたい。

 

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性教育と配慮:男性が女性について知ることは重要なのに大変だという話

「生理する意味」

人間にとって、異性の肉体は未知に溢れている。それをできるだけわかるようにしていくというのが、性教育の役割である。ところが、どうもそういうわけにはいかない。この度、セックスする予定がないのに生理する意味はあるのか、という21世紀にあるまじき発言がネットで誕生してしまった。

 

「生理する意味」自体については、女性の多くが知りたいことと思う。だが、(肉体的*1に)男性と思しきネットユーザーは、女性が月経を自由にコントロールできると思い込んでいたようだ。つまり、「生理する」は「雨漏りする」のような人の意思に関係なく起こるものではなく、「行動主体」によって「起こされる」ものだと想定していたらしい。


(この記事は性に関する内容を扱いますが、基本的に18歳以下の方でも読めるように書いています。)

 

*1:この記事では特に断りがない限り、性は肉体的・生物学的性を想定する。

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アニメの地域格差:情報のグローバル化とはなんだったのか?

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Photo via pixabay

 

インターネットが情報格差を是正しない業界

インターネットの普及が情報格差を是正した。そういう思い込みが我々の中にある。なるほどeコマース(電子商取引・ネットショッピング)であらゆるものが地方在住者の手に届くようになり、電子書籍は配送の手間さえも撤廃した。その他にも、インターネットには卵の茹で方から祝辞の書き方まで、色々なことが載っている。そうしたモノや情報の移動において、インターネットが果たした役割は大きい。


だが、それが果たせていない業界もある。テレビ業界だ。中でもテレビアニメの扱いは悪く、東京と同じ番組が放送されていても、数週間〜数ヶ月遅れている場合がある。時間帯も明らかに子どもが観られる時間ではなく、東京と同時に放送しているケースはごく稀だ。


動画サイトの他にインターネットテレビ局というのも出来始めているが、テレビと同時配信しているものは深夜アニメの一部だけである。それどころか、ネット配信が7〜10日遅れるアニメやネット配信すらないものも見られる。実は若者のテレビ離れという言葉の裏で、地方在住者(特に子ども)はテレビアニメを観る機会を奪われているのだ。

 

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