気持ちのサンドバッグ

気になったことを調べて、まとめたり意見を書いたりします。あくまで個人によるエッセイなので、事実関係の確認はご自身でお願いします。

多様性

【ジェンダー】女性への偏見で商品が作られているとしたら……?

絶版された本を復刊するネットサービスが炎上している。商品を買う可能性が高い中年男性の意見を優先し、若者や女性の声を軽視していたというのだ。謝罪文も火に油を注いでおり、企業のジェンダー観が問われる事態になっている。どうすれば問題を防げたのか?

【女性】トランスジェンダーが入学 女子大学のあり方の変化

国立お茶の水女子大学がトランスジェンダーの学生を受け入れることを発表した。女子大の役割変化が求められる中で、トランス女性の入学を許可することは必然だ。性自認を偽るのではないかという疑問や、日本に女子大が設置された経緯にも、この記事で触れる。

レゴ施設の障害者入場拒否問題:災害から取り残さないために

レゴランドの関連施設が障害者の入場を拒否したとして、国から指導を受けた。すべての客を安全に避難させるため、公共の施設にはバリアフリーや多言語対応が求められている。それは健常者・定型発達者や外国人観光客を含む多くの人にとって有益な措置だ。

【ジェンダー】おもちゃの対象層は売り手のための考え方

おもちゃが性別のあり方を規定している。男の子向け・女の子向けというラベルがあるせいで、子どもは自由に夢を見ることができない。この記事では、玩具メーカーやおもちゃ店が、子どもの好きなものやジェンダーを尊重するためにどうするべきかを考えたい。

「子どもは3人以上産め」が問題発言である理由

女性は子どもを3人産むべきという国会議員の発言が物議を醸している。この発言は子育てにおける男女平等に反し、子どもの命を軽視し、不妊患者を差別している。保育園や育児休暇などの子育て環境が不十分なことも炎上の一因だ。この記事では発言に反論する。

女性らしいショートヘアをボーイッシュと呼ぶのはおかしい

pixivなどのイラスト投稿サイトで、女性らしいショートヘアの少女の絵にボーイッシュのタグがつく場合がある。本来、少年らしい女性のスタイルを表す言葉だが、絵や言葉の解釈にズレが起きているようだ。この問題の背景にある固定観念について考えたい。

セクハラ根絶には性を意識させない環境づくりが必要だ

セクハラをなくすために、性を意識させない職場・学校づくりが求められる。そもそも、職場や学校は性を持ち込む場所ではない。だが、構成員が自らの性を表現する自由は否定されない。ジェンダーによる抑圧がなく、性別に関係なく活躍できる環境が求められる。

制服廃止:生徒の自由のために

制服は生徒を抑圧している。生徒は学校の構成員として一括りにされ、個性を否定にされる。地域とのつながりによって生徒の安全を確保できる側面もあったが、今はネットの発達でストーカーのリスクも高まっている。自由で生徒を束縛しない制服が要求される。

【財務事務次官セクハラ報道】被害者のプライバシーは守られるべき

財務事務次官が出版社の記者にセクハラ発言をしたとされる事案。ネット上には、早くも記者に対する誹謗中傷が書き込まれている。財務省は被害者に名乗り出るよう求めているが、プライバシーの侵害とセカンドレイプが懸念されている。

【言葉狩り?】「お父さん」「お母さん」を使ってはいけない理由

お父さん・お母さんという表現を使うべきではないという千葉市の方針が話題になっている。これは言葉狩りではない。ひとり親家庭や夫婦共働きなど、家族の形が多様化している現代に必要なことだ。反論を交えながら、性別中立的な呼び方の必要性を説明する。

シンデレラ体重を推奨する魔女たちに警鐘を鳴らす

若者の痩せすぎが問題になっている。女性の理想の体型を表すシンデレラ体重が話題になったが、それは間違いだ。痩せすぎモデルが禁止されている国もあり、健康へのリスクも指摘されている。かといって、太ればよいという問題でもない。この記事で説明する。

【ジェンダー】人気ゲーム「バンドリ!」はバレンタインデーにチョコをくれない

バレンタインデーで盛り上がったスマホ用アプリゲーム。男性向けでは、ゲーム内で女性キャラからチョコレートをもらえるものも多かった。しかし、バンドリ!ガールズバンドパーティでは、誰もチョコをくれなかった。この描写はあることを私達に教えている。

21世紀の今だからこそ親子の混浴を認めるべきではないか?

Photo by Matthew Kane on Unsplash ワンオペ育児に追い打ちをかける事件 会議に赤ちゃんを連れ込むかが話題になる中、今度は性の異なる子どもを入浴施設に連れ込むことにスポットが当たった。 www.sankei.com 男湯の脱衣所で、父親に同伴している女児を盗撮…

相次ぐ著名人の失言 偏見に基づく発言を避けるためには?

Photo via PEXELS 本当の気持ちを言ってはいけないのか 自民党の竹下亘総務会長が、国賓(こくひん)の同性パートナーは宮中晩さん会に出席すべきではないという趣旨の発言をし、問題になっている。 www.asahi.com www.huffingtonpost.jp 今回の場合、多様性を…

【ジェンダー】男性が身篭った場合、なんと表現するか?

Photo via PEXELS 「妊娠した男性」をどう呼べばよいかという問題 駐日デンマーク大使館が、読む人が頭をかかえるようなツイートをした。 デンマークは国連人権員会に対し、「妊娠した女性」「妊婦」という表現は、トランスジェンダーの男性を差別しており使…

日本人らしさはひとつに限定されない 多様性と可能性のお話

グループを定義することは人の可能性を狭める さまざまに定義される日本人 カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞された。 このイシグロ氏に対して、日本人として扱うか、イギリス人として扱うかがネット上で話題になっていた。 私としては、イシグロ氏…

性別限定イベントと排除される人々

性別限定のイベントを開くことへの懸念 日々男性からの性的な目に晒されている女性。 男性の目から離れて出勤できたら、あるいは娯楽ができたら、さぞ楽なことだろう。 一方、男性の側も女性に配慮することなくのびのびとできる環境があったほうがよいという…

世間にはびこる勘違いノブレスオブリージュ

相手を想うという言い訳 相模原障害者施設殺傷事件から1年が経ち、思うことがある。 世の中には、自分より弱き者の幸福を勝手に願って、かえって相手を不幸にしていることが稀にあるのではないか、と。 相手のためにならない「善行」 人間には、自分に跳ね返…

車椅子ユーザーがLCCを使うのは最低限認められるべきではないか?

費用削減と「最低限」 何が言いたいか 長くなったので、とりあえずこの記事で言いたいことを先にまとめておく。 LCCの提供する「最低限」のサービスというのは、「最低限」航空会社としての体面を保てる程度のものということではなく、旅客が安全で快適に渡…

「多様性」や「寛容」について考える前に「生きづらさ」について考えよう

異文化と異なる価値観を知る 同じ文化はひとつとして無い 同じ文化や価値観の中にたくさんの人がいるという時代はとうに終わった。 グローバル化によって、人・モノ・情報の移動が活発になった上、産業の空洞化によって、地方に住んでいた人が都市へ移動して…

続・視覚障害者の白杖は特権ではない 義務だ〜白杖の現状と課題〜

視覚障害者が白杖を持つことにおける問題 前回記事を書いた後、ご指摘を頂いたので、白杖について情報を付け加えたいと思う。 前回の記事に対する指摘は、白杖ユーザーが訓練を受けていることは理想であり、現実・事実ではないというものだ。 実際に調べてみ…

視覚障害者の白杖は特権ではない 義務だ

白杖ユーザーへの嫌がらせについて思うこと 目の不自由な人がどのような景色を見ているかについてのツイートが話題になっている。 それに関連して、視界が限られているが全盲ではない人へ詐欺だなどと言いがかりをつけたり、白杖を取り上げたりするケースが…

宗教に属する人のために柔軟な対応を、というお話

宗教に関わる教育の回避と宗教的配慮の獲得について ワイドショーはあまり観ないのでわかりませんが、この問題はまだ息が長いようです。信仰にそぐわない仕事を拒否することができず、苦痛を味わったという話。これはどこでも起こりえます。学校教育や企業の…

信仰にそぐわない仕事は拒否していいのか?

職場における信仰の自由について 現在、俳優が信仰とそぐわない仕事をさせられたこと、劣悪な条件で働かされたことなどを理由に芸能事務所を退所したことが大きな論争を呼んでいます。これについて、全体主義や同調圧力の強い日本では、「どうしても個人的な…

児童が自分で児童ポルノを送信してしまう被害について

「あなたは自分の裸の写真を送信しましたね。児童ポルノ禁止法違反で逮捕します。」 毎日新聞(2016年8月19日付)の報道によれば、児童ポルノ被害のうち、自分の裸を撮影してしまう被害が4割を占めているという。 自業自得だというヤジが飛びそうだが、これが…

盲導犬タクシー乗車拒否事件からわかる我々の無知〜身体障害者補助犬とは?〜

補助犬に意外と寛容じゃなかった社会 金沢市のタクシー会社が盲導犬を連れた視覚障害者の乗車を拒否し、4台の車両を2週間使用停止にする処分を受けました。 www.sankei.com そもそも、盲導犬は身体障害者補助犬の一種です。身体障害者補助犬は2002年の身体障…

アイドルの握手会は恋愛なのか?いや、恋愛ではない

アイドル刺傷事件*1では、ファンのアイドルに対する姿勢が、アイドルのファンに対する姿勢が問われている。今回の事件は、アイドルのファンが、アイドルにプレゼントを受け取ってもらえなかったことに腹を立て、アイドルに暴行し、重体にさせたものである。…