気持ちのサンドバッグ

気になったことを調べて、まとめたり意見を書いたりします。あくまで個人によるエッセイなので、事実関係の確認はご自身でお願いします。

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作業をするなら大型ショッピングモールに行け

駅前の混雑する休日 作業する場所がない

受験生や就活生など、どこかで勉強や作業をしたい人は多くいると思う。しかし、作業する場所が見つからないこともあるのではないだろうか?自宅ではやる気が出ないとか、学校では友達と話してしまって集中できないという人も多いと思う。駅前のカフェに行っても、満員で入れないこともある。でも、作業がしたい。困った。どうしよう。

 

 

そこで提案したいのが、大型ショッピングモールだ。たしかに大型ショッピングモールは駅から遠いイメージがあり、電車を使う若者世代には向いていないという感がある*1。しかし、都市から離れた安らぎのスペースであるということに意味があるのだ。言い換えれば、大型ショッピングモールには、他人に邪魔されずに作業できるスペースが多いのだ。

 

カフェ

もちろん、大型ショッピングモールにも、カフェぐらいあるだろう。大型ショッピングモールに特徴的なことは、カフェが複数、同じ建物の中にあることだ。しかも、駅前のカフェと違い、商談や待ち合わせ、あるいはカフェ自体に目的を持って集まるという人が少ない。たくさんの人が来て流動性が求められる駅前のカフェと比べて、比較的ゆったりと作業に取り組むことができる。複数あるということは、集中できなくなったら気分転換に別のカフェに移るということもできる。あるいは、今日はあの店だったから、明日はこの店ということもできるかもしれない。


ただし、ショッピングモールのカフェならではの問題もある。駅前の店舗と違い、パソコン作業を前提としている店舗は少ないと思う。客が自由に使える電源がない店舗もあるはずだ。それに、ショッピングモールは家族連れで賑わう場所だ。大きな駅前のカフェに比べ、子ども連れ・赤ちゃん連れの客が多い。最近はコーヒーが苦手な子どもや若者に向けて、甘い飲み物を提供している店も多い。そういった事情もあり、子ども連れでも気軽に利用できるようだ。子どもが騒ぐのを笑って見守れる人だったらよいが、耐えられない人には苦痛だろう。また、ショッピングモールに入居している店舗は、個別に店舗を構えている店より席が少ない。ピーク時間帯の利用は迷惑になりそうだ。ショッピングモールのカフェに来れば、都会の喧騒から逃れられるが、のんびりしすぎず、節度を守って利用しよう。

 

フードコート

大型ショッピングモールのフードコートも意外と作業に適している。イトーヨーカドーなどの中規模ショッピング施設であれば、フードコートは常に満席で作業どころではない。しかし、大型ショッピングモールになると、席の数が十分にある。もちろん、12~14時の混雑する時間帯での利用は避けたいが、それ以外の時間帯であれば、食事をとりながら作業ができるはずだ。場所によっては、飲み物の専門店も入っているかもしれない。何も買わずに使うわけにはいかないので、食事をしながらの作業を前提にしよう。呼び出しベルが鳴るまでの待ち時間にできることもあるはずだ。


だが、フードコートには問題がある。そもそも、勉強を許可していない場所も多い。「もし禁止されていなかったらやろう」程度の意識で行ったほうがいいだろう。それから、なかなかフードコートに電源があるという話は聞いたことがない。長時間のパソコン作業は向かなそうだ。食事をする場所なので、テーブルの汚れには細心の注意を払おう。ソースなどの汚れが大事な書類についてしまうかもしれない。履歴書などを書く作業はお勧めできない。まとめると、ショッピングモールのフードコートは、食事を取る前ととった後の時間を少し使って作業をできる程度のスペースだということだ。長居はお勧めしない。

 

ベンチ

意外と盲点になっているのが、ショッピングモールのベンチだ。普通の商業施設にもベンチはあるが、巨大なショッピングモールになると絶対数が多い。様々な場所に設置してあるので、好きな場所でスマホタブレットをカタカタできる。外のベンチと違い、日差しを機にする必要もない。もちろん、窓際や場合によっては外のベンチなど、わざと日差しを受けに行くこともできる。ちょっと読書をしたい、くらいであれば、わざわざカフェに長居せずとも、テイクアウトのドリンクを片手に、ベンチに座ればいい。きちんとショッピングモールの商品を買っていれば、怒られはしないだろう。実は、ベンチは自由に作業ができて、多様な選択肢がある席なのだ。


ベンチのいいところは、思いついたときに作業が始められることと、好きに移動できることだ。何か思いついたことを書きとめる時、私達は立ち止まるか、歩きスマホをしながら書くしかない。しかし、そこにベンチがあれば、座りながら作業ができて、通行人の迷惑にもならない。ベンチは比較的どこにでもあるので、見つけ次第好きなところに座ることができる。わざわざベンチを選んで座ることも可能で、日の当たり具合、大きさ、材質など、自分に合うかどうかを検討して最適な環境を作りだすこともできる。


ただし、ベンチではできないことも多い。普通であれば、ベンチに机はないので、勉強やパソコン作業には向かない。調べ物やアイディアを書きとめるぐらいの作業、あるいは読書ぐらいにしか使えないかもしれない。本来、憩いのスペースとして用意されているはずなので、他の客の迷惑にならないようにしたい。いずれにしても、ベンチはどこにでもあって、ちょっとした作業をするのに適しているのだ。


出かける前によく考えよう

以上のように、大型ショッピングモールは、都会の喧騒から逃れて作業ができる死角的作業スペースだった。ショッピングモールのカフェは都市のカフェに比べたら需要は大きくないし、若者や年寄りがざわざわしているということもそれほどないと思う。気分で気軽に店を移れるのも魅力かもしれない。フードコートも、スキマ時間を使ったちょっとした作業に向いている。ピーク時間を外していけば、席が取れないということもないはずだ。それから、ショッピングモールにはベンチがたくさんあり、好きな場所で、通行人の邪魔にならずに作業をすることができる。


一方で、カフェやフードコートはピークの時間に利用すると確実に迷惑になる。家族連れの客も多いので、子どもが苦手な人は苦痛かもしれない。客に解放されている電源がない可能性も考慮しよう。フードコートの場合は、そもそも勉強や作業を許可していない可能性もあるので、事前に確認してから利用したい。ベンチに関しても、他に利用したい客もいるはずなので、迷惑にならないように利用したい。


このように、大型ショッピングモールは意外と作業に適している。だが、大切なのは、その作業に適した場所を選ぶことだ。場合によっては、ショッピングモールや駅前のカフェではなく、自宅の方がよいかもしれない。作業をしたいからといって思考停止してカフェに行くのではなく、その作業がどういう性格のもので、どこでどのようにするべきなのかを考えることが大切なのだ。

*1:最寄りの駅前からシャトルバスを出しているショッピングモールも多い。各モールの公式サイトを参照されたい。

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