ドコモユーザー・dカード契約者におすすめ
この記事はもともと、ドトールがdポイントカードを採用していなかったときの話を書いていた。
しかし、2019年6月より、dポイントカードが使えるようになった。
現状に合わせて、記事を丸ごと書き換えた。
dポイントクーポンが使えるのにdポイントカードが使えなかった
ある日、私はdポイントクラブで配信されていたドトールのサイズアップクーポンを使おうとした。
dポイントクーポンを提示したあと、私は当たり前のように、dポイントカードを提示した。
ところが、店員からdポイントカードは使えませんと言われたのだ。
実は、当時のドトールはTポイントを採用していて、dポイントは使えなかった。
現在はTポイントとの提携を解消し、dポイントに乗り換えている。
クーポンは使えるのにポイントは使えないという、いびつな状態になっていた。
dポイントクラブで配信 ドトールのサイズアップクーポン
dポイントクラブでは、ドトールのドリンクのサイズを1段階上げるクーポンを配信している。
Sサイズの値段でMサイズのドリンクを、Mサイズの値段でLサイズのドリンクを提供する。
特別な操作はいらず、クーポンの画面を提示するだけでよい。
好きなドリンクではなく、特定の期間限定ドリンクが対象となる。
一方で、サイズアップクーポンがもらえるアンケートがレシートについている場合がある。
こちらはコーヒー・カフェラテ用なので、コーヒーを召し上がりたい方におすすめだ。
dポイントカード:ドコモユーザーにおすすめ
dポイントカードはドコモの提供するポイントカードだ。
加盟店にて無料で発行できる。
dアカウントを持っていて、dポイントカードを持っていない人は、スマホアプリからモバイルdポイントカードも発行可能だ*1。
こちらはスマホのバーコードを読み取る方式で、それに対応していない店では使えない。
ところで、dポイントの特色は、NTTドコモ関連のサービスを使っている人が得するシステムにある。
買い物ポイントがアップするキャンペーンでは、ドコモ関連のサービスの契約でポイントが上がるものも多い。
たまった通常ポイントは、3000ポイント(3000円相当)から「ドトールバリューカード」「スターバックスカード」のチャージに使える。
JALマイルに変えることも可能だ。
ドコモ回線契約者なら、Pontaポイントにも変換できる。
dポイントには、バーコード決済のd払いや、ドコモの携帯電話の使用料扱いで支払えるドコモ払いのサービスもある。
いずれも、ドトールでは対応していない。
dカード:チャージ100円につき4ポイント
それ以外に、クレジットカードのdカードがある。
dカードはドトールを特約店としている。
後述する「ドトールバリューカード」のクレジットチャージで、100円につき4ポイントのdポイントがもらえる。
dカードプリペイドは特典なし
プリペイドカード「dカードプリペイド」もあるが、特約の対象外である。
このカードはMastercardとiDのプリペイドカードとして使える。
Apple Payに登録できるのが強みだ。
ローソンの買い物で3%のキャッシュバックが受けられるなど、特典が強い。
ただし、
- 郵便局に連絡して、受け取る時間を指定しなければならない
- 受け取りの際に身分証明書が必要
など面倒な手続きが多い。
つまるところ、本人限定受取郵便だ。
同居人がいる場合も、本人しか受け取れない。
忙しい現代人にとっては、デメリットが大きすぎる感じがする。
dポイントクーポン:ドトールの季節限定ドリンクのサイズアップクーポンが配布されている。
dポイントカード:ドトールでの買い物でポイントがたまる。
dカード:ドトールバリューカードへのチャージでポイントがたまる。
dカードプリペイド:ドトールに関する特典はない。
ドトールバリューカード:高めのチャージポイント
さて、ドトールには、専用の電子マネー「ドトールバリューカード」がある。
- 2,000円以上チャージで5%のDVCポイントがもらえる。
- 毎月1日のチャージで10ポイントもらえる。
- 100円支払いごとに1ポイントもらえる。
- 新商品を発売から4日以内に購入すると、3ポイントもらえる。
バーコード決済のアプリも出ていて、便利に使えるカードだ。
ただし、dポイントカードとの併用はできない。
dポイントカードのみのキャンペーンもあるので、お好きな方をご利用いただきたい。
ドトールバリューカードは、高めのチャージポイントが魅力の電子マネーだ。
ドトール以外でdポイントが使える店
Tカード対応店はdポイントクーポンのみ
かつてのドトールのように、dポイントクーポンに加盟していながら、dポイントカードは使えない店もある。
- 牛角
- サブウェイ
- すかいらーくグループ
- ロッテリア
など。
やはり、Tカードに対応している店に多い印象だ。
そうした店舗では、店先にdポイントのマークがあっても、クーポンのみに対応しているかもしれない。
他の共通ポイントカードではあまり聞かないので、これはdポイント特有の現象といえる。
dポイントカードに対応の店
dポイントはローソンやマクドナルドでも使える。
ただし、それらの店はPontaや楽天ポイントにも対応している。
すでにそちらを使っている方も多いのではないだろうか?
そういう意味では、いますぐ手に入れるべき代物ではない。
ドコモユーザーで、どちらの店もよく使うという方は、dポイントカードを持っておくとよいかもしれない。
*1:すでにdポイントカードを持っている人は、dポイントアプリにdポイントカードを登録して使える。