気持ちのサンドバッグ

気になったことを調べて、まとめたり意見を書いたりします。あくまで個人によるエッセイなので、事実関係の確認はご自身でお願いします。

ドトールバリューカードアプリ コード決済に対応 ログイン方法も解説

残高表示や商品情報が便利に セキュリティ面に課題も

カフェチェーン大手のドトールは「ドトールバリューカード(DVC)」のアプリをリリースした。

これにより、バーコード決済が可能になった。

バーコード決済で競合他社に遅れを取っていただけに、今後が期待される。

 

ドトール バリューカード(DVC)アプリ

ドトール バリューカード(DVC)アプリ

  • 株式会社ドトールコーヒー
  • フード/ドリンク
  • 無料

 

play.google.com

 

 

 

ドトールバリューカードアプリのメリット

ウェブブラウザが不要に

ドトールバリューカードアプリがあれば、すぐに残高やポイントを確認できる。

 

これまでは、インターネット閲覧ソフトで会員ページにログインする必要があった。

店に入る前に残高を確認する必要があり、面倒だった。

アプリはトップページに表示されるので、確認が楽だ。

 

利用履歴の表示やパスワードの変更は、これまで通りログインが求められる。

ただ、アプリからアクセスできる分、だいぶ楽になった。

 

メイン画面にバーコード

緑色の競合他社と違い、アプリを開くとトップ画面にバーコードが表示される。

処理で待たされるなどもなく、会計はスムーズに終了した。

利用後、残高の表示も即反映されるので、とても便利だ。

 

お知らせがトップに表示

お気に入り店舗からのお知らせがトップに表示される。

これまで、お昼ご飯を店頭で決めていた方には朗報だ。

 

新作のミラノサンドやケーキなどの情報もこちらに表示されている。

お知らせの詳しい内容は「お知らせ」タブで確認できる。

値段も書かれているのが、地味にポイント高い。

 

一方で、他の飲食店のアプリはメニューの情報がもっとある。

そこは改善が求められる。

 

トップページに残高やバーコードを表示しており、便利。

これまでよりも新商品の情報を手に入れやすくなった。

 

ドトールバリューカードアプリのデメリット

ログイン方法がわかりづらい

私が初めて使ったときは、ログインの方法がわかりづらく、戸惑ってしまった。

 

そもそも、ドトールバリューカードのアプリは、紙のドトールバリューカードを買わないと使えない。

持っていない人は店舗にて購入して、アプリ上で会員登録をする必要がある。

すでに持っている人もバーコードをスキャンしなければならない。

 

  1. 「バリューカードを登録する」から、カードの裏面バーコードをスキャンする。
  2. カード番号が自動入力されるので、PINコードを入れる。
  3. マイドトールにログインする。

 

これで、カードの登録が完了する。

残高やポイントは失われないので、心配は不要だ。

 

セキュリティ面が不安

最大の不安が安全性である。

 

例えば、このアプリはバーコードがすぐ表示され、生体認証・パスコードロックがついていない。

大手のコード決済アプリでは認証がついているものも多い。

 

それに、会計の度に新しいバーコードが生成されるタイプではないようだ。

スクリーンショットも(技術的には)可能だった。

 

不正ログインへの対応にも不安がある。

というのも、カードを即時停止するなどのメニューが見当たらない。


アプリでは、第三者の不正ログインの危険もある。

スマホだけで決済が可能になったこともあり、不正ログインにはこれまで以上の警戒が求められる。

 

そうしたセキュリティ面をしっかりしてほしいところだ。

 

既存ユーザーのログイン時にもバーコードスキャンが必要。

バーコード画面にロック機能がない、即時停止機能がないなど、セキュリティ面での不安もある。

 

コレクション要素:ご当地カード

最後に、メリットでもデメリットでもないことを。

 

ドトールを使う方の中には、営業で各地を回っている方もいると思う。

そんな方にオススメしたいのが、「ご当地カード」機能だ。

 

各都道府県の店舗で決済すると、ご当地カードが手に入る。

ご当地カードに変えると、アプリ内のドトールバリューカードのデザインがご当地の風景などになる。

 

バリューカードの右にある日本列島のマークからご当地カードのメニューに飛べる。

営業で全国を回るという方はぜひ集めてみていただきたい。

 

「ご当地カード」は各都道府県の店舗でゲットできる。

「ご当地カード」のメニューは、カード上の日本列島のマークをタップ。