おすすめしたい使い方・設定を紹介
作業用に買ったAndroidタブレット。
便利だと思った機能をまとめたい。
画面の2分割に対応
画面右下の四角ボタンを長押しで、画面が2分割される。
表示中の画面が左に映され、右は開いているアプリから好きなものを選択できる*1。
ホームボタンを押すとホーム画面に移り、右画面に好きなアプリを開ける*2。
Macの2窓だと画面の一部が隠れて不便だったが、全体が表示されて見やすい。
アプリによっては2分割画面専用の表示になり、なお見やすい。
資料を見ながら書ける・描ける
文書作成アプリやペイントアプリなどでは、片方に資料を置きながら作業するという使い方が想定できる。
あるいは、文書の作成にサポートツールを使いたい場合、右画面に開いておける。
ウインドウのロック&全部消す機能
アプリを移動する画面では、右上のバツ印を押すとアプリを閉じられる。
この画面には錠前のアイコンもある。
錠前のアイコンを押すと、強制終了以外ではアプリを閉じられなくなる。
一方で、画面下方にはすべてのアプリを閉じるほうきのアイコンもある。
これを組み合わせれば、必要なアプリだけ残せる。
Google Driveが本体バックアップに対応
Androidでは、Google DriveがiCloudのポジションを担う。
写真からアプリのデータまで、何でもバックアップできる。
無料枠が15GBと、iCloudより大きい(2019年11月現在)ので、バックアップ先としてはiCloudより優れている。
なお、Androidはアプリの背後での処理に対する自由度が高い。
DropboxなどのGoogle以外のクラウドアプリも、画像の自動アップロードに対応している。
自動最適化:タブレットのムダをなくす
背後での処理が許されているのは、クラウドだけではない。
最適化アプリと呼ばれるものも背後で起動できる。
- タブレット上のムダなファイル
- 動作を重くしているアプリ
- 使っていないアプリ
などを探して消すように提案したり、実際に消してくれるアプリだ。
iPhoneでは、アプリを開かないと処理してくれない。
Androidでは、アプリを開かなくても処理してくれるものがある。
ずっと動いているので充電の減りに注意が必要だ。
だが、何も対策しないよりは容量・充電の節約になるだろう*3。
Smart Lock:端末ロックをBluetoothで解除
Androidでは、近くに特定のBluetooth対応機器がある場合、操作なしで画面のロックを解除できる。
これは「物理キー」が前提だが、iPhoneやAndroidのスマホでも代用できる。
特に、Bluetoothキーボードを使っているとき、スペースキーでスリープを解除できるが、ロックまでは解除できない。
でも、Smart Lockならそれが可能だ。
電話などで目を離したときにも便利である。
- お手持ちのタブレットとスマートフォンのBluetoothをオンにしよう。
- お互いの機器が検出されたら、お互いに接続する。
- 設定>セキュリティ>Smart Lock>信頼できるデバイス>お手持ちのスマートフォンの名前
Bluetoothでつながれば、テザリングも容易にできる。
スマホ・タブレットを常に手放さない常識的な人であれば、入れて損はないだろう。
通知のあるアプリはアイコンで表示
Androidはアプリの通知がひと目でわかる。
iOSでは通知センターを開くまで、なんのアプリで通知が来ているかわからない。
朝起きたあとは特に、たくさんの通知が表示される。
そうした状況では、通知を見逃しやすい。
でも、Androidでは、画面の左上にも通知のあるアプリのアイコンが表示される。
天気予報アプリでは、現在の天気のマークが表示されたりもする。
通知を見逃すことは減るだろう。
ちなみに、アプリのダウンロードやアップデートのログも通知欄に表示される。
音量は種類別に設定
着信音・メディア・アラームのそれぞれに音量を設定できる。
音楽は大きな音量で、通知は小さめの音量でという使い方が考えられる。
マナーモード時の挙動についても、柔軟な対応が可能だ。
決められた時間に自動でマナーモードにしたり、通知をまったくしないようにしたりできる。
一部のアプリでマナーモードを無視して通知をさせることもできる。
不便なところは?
Apple系の基本ソフトと挙動が違う部分も多く、そういう意味で不便を感じることは多い。
でも、違いに慣れてしまえば、不便はほとんどない。
強いて挙げるなら、ジェスチャーの違いに不便を感じる。
今使っているバージョンは古いので、指の動きに対応した動作がほとんどできない。
スワイプで画面を遷移するなどがなく、画面下の戻るボタンを押すのがやや面倒だ。
そうしたジェスチャーも、ジェスチャー用のアプリでつけられるという点では便利なのだが……