気持ちのサンドバッグ

気になったことを調べて、まとめたり意見を書いたりします。あくまで個人によるエッセイなので、事実関係の確認はご自身でお願いします。

スマホ1台で財布をスリムに 大手共通ポイントカードのスマホアプリ

カードのたくさん入った財布

Photo via pixabay

 

スマートサイフでハッピーライフ

皆さんは共通ポイントカードを何枚持っているだろうか?

 

主要な共通ポイントカードには

などがある。

 

もしかしたら、この中の全部を持っているという人もいるかもしれない。

でも、そんなに持っていたら、財布がパンパンだし、取り出しづらい。

終いには財布が壊れてしまい、余計な出費になってしまう。

 

あるいは、本当は持っているのに、後ろの人を気にして「持っていません」という人もいるのではないだろうか?

 

逆に、その店に行く予定のあるときだけポイントカードを持っていく、という人もいるようだ。

でも、それでは、カードを忘れたときに貴重なポイントを逃してしまう。

 

そんなポイントカード大好きな人にオススメなのが、スマホの各種ポイントカードアプリ。

 

 

 

 

ポイントカードアプリの利点

キャンペーンにアクセスしやすく

ポイントカードアプリは、設定をするだけで手軽に使える上、特典がもらえるキャンペーンなどにもアクセスできる。

スマホアプリを提示すると、もらえるポイントが増えるキャンペーンもあったりするので、使わないなんてもったいない。

 

iPhone 6S以前でも使える

ポイントカードアプリはApple Payを使わないため、Felicaを搭載していない古い機種でも使用可能だ。

画面上のバーコードを読み取ってもらうだけで、ポイントが付加される。

 

アプリは、カメラでカードを撮影するとかではなく、カード番号やパスワードなどを手動で入力して設定する。


一部のポイントカードの画面はTouch IDでロックをすることもでき、セキュリティ上の問題はなさそう。

 

電子マネー決済に対応したものも

Tポイントカードのアプリは、Tマネー支払いにも対応している。

設定をすれば、アプリのバーコードだけで決済ができるようになる。

一部のTSUTAYAにはセルフレジがあるが、そこでチャージが可能だ。

これで、コンビニに財布を持っていく必要がなくなる。

 

同様のものに、LINE Payや楽天ペイのようなバーコード決済のアプリがある。

だが、これらの支払い方法はポイントがたまるわけではないので注意。

 

ポイントカードアプリの難点

スマホアプリならではの面倒も

一方で、スマホアプリならではの面倒くささがあるのも事実だ。


まず、スマホアプリは充電が切れたら使えない。

遠出の際は、カバンの中にリアルカードを持っておいても損はないだろう。

 

それに、ネットにつながっていないと表示できないため、地下のお店など電波状況の悪い場所では使えない。

時間制限つきのバーコードを表示するものもあり、スクリーンショットは使えないので、注意が必要だ。

 

支払時に手がふさがる

Tマネーに対応した店であれば、財布を出さずに、スマホ1台で決済することが可能だ。

しかし、現金で支払う場合、両手がふさがって財布を出しづらい。

 

私がポイントカードアプリに不慣れなときにやってしまった失敗なのだが、ポイントカードを出すのに夢中で、財布の準備をすっかり忘れていた。


実際、慣れていても、ポイントカードを出すのには時間がかかる。

 

でも、レジに並ぶ前にお金を用意して、その上で画面を用意する*1

あるいはその逆をすれば、会計はスムーズに行くだろう。


画面を出したスマホは、手に持って見せるのではなく、レジに置く。

そして、空いた手でお金を払う。

リアルのポイントカードは置き忘れがよくあるが、スマートフォンのような大きくて分厚いものは忘れづらいと思う。

 

いずれにしても、スマホのポイントカードを使うときは手順に気をつけよう。

でも、慣れれば、絶対に失くさないし、忘れないし、ポケットからすぐ出てくるので、すごく便利だ。

 

ポイント履歴は見られるが……

ポイントカードアプリの一部では、ポイントの獲得のプロセス(いつどこでポイントが増え、減ったのか)を参照できる。

コンビニなどで「ポイントはいくらたまっていますか?」と店員に尋ねる必要はもうない。


ポイント取得から管理までアプリがあれば可能というわけだ。

 

しかし、クレジットカードつきポイントカードなどの場合は、よくわからないポイントも増えて、データが見づらい。

なんとかプログラムで特別なポイントが付与されましたなどが履歴に書かれていて、私も正直よくわかっていない。

 

それから、電子マネーと違って、何円使ったかまではわからないし、レシートの代わりにはならないだろう。

現金で支払う際は、レシートをもらうのがよい。

 

一歩踏み出そう 

ここまでポイントカードアプリの利点と難点を挙げてきた。


財布がスリムになったり、ポイントがもらえる機会が増えたりする一方で、充電や電波という限界があり、慣れないと画面を出すのに時間がかかる。

便利とまではいえないのが現状だ。


しかし、ポイントカードが増えすぎた現代人の財布には、一度リセットが必要である。


アプリにはお得情報も満載なので、ぜひ勇気を出して、一歩踏み出してほしい。

 

まずは財布の中身を減らそう

最近、キャッシュレス化の重要性が叫ばれているが、まだまだ現金以外の決済への敷居は高い。

チャージするための場所が足りないし、カードの使用を宣言するのが恥ずかしい人もいるのだろう。

 

でも、財布の中身を減らすことはできる。

まずは、財布の中に何枚もあるポイントカードをなくしていくのはいかがだろうか?

*1:ホーム画面の1ページ目やiPhoneのDockにポイントカードのフォルダを置くなどして、すぐ見つけられるようにすればよい。