マクドナルドがスマホ決済に対応!
これまで、QRコード決済を使ってこなかったマクドナルド*1。
この度、ついにLINE Payのオンライン決済に対応した。
モバイルオーダーアプリを使うと、商品選びから支払いまでを一挙に行える。
その支払いにLINE Payが対応している。
その他にもさまざまな機能があり、非常に便利である。
この記事では、アプリの使い方と便利なポイントを紹介する。
モバイルオーダーアプリの使い方
- マクドナルド会員ではない方は、会員登録をしておく。
- マクドナルド会員にログインする。
- 「モバイルオーダーをはじめる」をタップする。
- 位置情報から店舗を選択する。
- 時間帯を確認し、メニュー選択に移る。
- メニューを選択後、サイドメニューやサイズを選ぶ。
- 「注文を決定する」をタップ後、支払い方法を選ぶ。
- クレジットカードの人は情報を登録する。
- 支払い完了すると、Mから始まる整理番号が表示される。(ここで初めてオーダーが確定する。)
- お店で頼んだ場合と同様に受け取る。
便利ポイント1:話さなくてよい
注文時に店員と話す必要がない。
呼ばれたときに受け取るだけ。
声が小さい・滑舌が悪い人でも安心して使える。
聴覚に障害がある人でもかんたんに注文できる。
もう注文の聞き間違いはない。
また、外国人クルーに対して、わかりやすい日本語で話すなどの負担も減る。
クーポンも使えるので、注文時の申し訳ない気持ちも和らぐだろう。
和らぐのか?
ちなみに、注文できない商品はアプリ上でグレーアウトしてある。
「当店では扱っていません」と言われる心配はない。
(品切れ・予定販売数終了については要確認。)
便利ポイント2:席でも受け取れる
マックでは、カウンター受け取りが基本。
高齢者や障害のある人に対しては、店員から「運びましょうか?」と言ってくれる。
一方、モバイルオーダーでは席での受け取りが選べる。
小さなお子様連れや、荷物の多い方は席での受け取りがオススメだ。
店員に特別の負担があるわけではない点は強調しておく。
先に席を取り、席に書かれたモバイルオーダー用の座席番号を入力する*2。
注文から家計までが省略されているし、客を探す必要もない。
便利ポイント3:LINE Payに対応
モバイルオーダーでは、LINE Payを選択できる。
LINE PayはQRコード決済でも有名だが、今回はQRコードを使わない。
アプリを開き、支払いを承認するだけでよい。
(パスワード入力あり。)
LINE Payはメッセージ機能で送金を請求でき、割り勘機能もある。
幼稚園・習い事など、親子の集まりで来ることも多いマック。
支払いにLINE Payが使えるのは非常に便利で、ありがたい。
一方で、楽天ポイント・dポイントがつかないという欠点もある。
しかし、商品選びから支払いまでを一気にできる点を考えると、やはりモバイルオーダーに軍配が上がる。
モバイルオーダーアプリは
- 店員と話すのが苦手でもOK
- 子ども連れでもOK
- スマホ決済でもOK
今後の課題:アプリの改善
モバイルオーダーアプリには、まだまだ課題が多い。
注文可能なメニューは表示されるが、カロリーや成分はアプリからみられない。
デリケートなニーズのある客に対応しづらいという問題もある。
レシートがなく、履歴も見られないため、何にいくら支払ったのかもわかりづらい。
モバイルオーダーのアイディア自体は、注文の効率化・働き方改革として優れている。
レジと受け取りカウンターの分離に次ぐ良改革といえるだろう。
スマホに慣れ親しんだ若者世代なら、喜んで使うと思う。
だが、中高年以降はスマホの使い方がわからない人も多い。
店員は客に真摯に向き合うべきだという思想も強い。
道はまだ遠い。
今後の課題:悪用にどう対処するか
便利なアプリは悪用される。
モバイルオーダーは前払い式だが、いたずらの注文を未然に防止できるわけではない。
対面での購入に比べて、犯人が特定しづらいという問題もある。
盗まれたクレジットカードの不正利用も考えられるため、厳重なセキュリティ対策が求められる。
便利で安全なアプリになることを期待する。